『まーくん、お祖父さんね、今病院に行ってるのよ。だから帰りは夕方になると思うわ』
「あ〜そうなの?じゃあ、じーちゃん帰って来るまで俺達買い物してくるわ。親父にも会いに行って来るから…また後で来る」
『何か用があったんじゃないのかい?』
「2人に聴いてほしいから…友里行こうか?」
家を出て、車に乗ると隣から不安そうな声が聞こえてきた
『お祖母さん素敵な人だったなぁ…でも、何で今日みんなに会うの?』
「友里さぁ…俺のじーちゃんの養女にならないか?」
『…えっ!?』
友里の望みは、おじさんとおばさんが今まで通りに暮らすこと…だけど友里を守るには戸籍から友里を抜かなきゃいけなかった
「嫌?それは友里が決めればいいよ」
『そんな…急に言われても…』
「はははっ…ゆっくり考えていいよ」
ゆっくりって…そんな時間ねぇか…
以外とせっかちだな…俺も…
渋谷に着くまで友里は一言も喋らず、窓から外をボーッと眺めていた

