２人で久しぶりに帰ってる途中、
にわか雨が降り始めた。

俺も早織も傘は持っていなかったから、
びしょ濡れになりつつ近くの公園の屋根下で雨宿りをすることになった。


ふと早織を見ると、ブラウスが
……………透けてる。

早織「？」

慌てて目を逸らす。

やばいやばいやばい、エロい…!!!!!


心臓が激しく高鳴る。おかしくなりそ…。

俺 「あ～っと…、俺の…家……行く？」

早織「え？でも、了太の親さんとか居るでしょ？」

俺 「さっき、母さんからメール入っててさ、父さんも母さんも今日は帰れないって今日は居ないんだ」

早織「あ、そうなんだ」

俺 「まぁ、とにかく行くぞ。こんなとこ居たら風邪ひく」


心臓はバクバクいってるのに、冷静になる。不思議な感じ。


ちょうど屋根下を出た頃は雨足が少し弱まった頃だった。


できるだけ急いで俺の家に向かい、とりあえず到着した。