奈弓side
奈弓「こんな部活やめるっ!」
香奈「....」

どーして私がここまで怒っているのはというと遡るとこ15分前

3年が引退し、世代交代で2年がキャプテンとなった
そのキャプテンに何故か嫌われていた私は執拗な嫌がらせを受けた
だが、私はそんなものでシュンとするような可愛い子でなくむしろキレるタイプだった
そして、香奈にまで嫌がらせをするようになった
先輩だったため言い返すこともできずこらえていたが15分前ついに堪忍袋の緒が切れた

奈弓「あの、キャプテンが部活やめるまで私は部活に戻らないつ!」
香奈「休もう」
奈弓「ん?」
香奈「退部ってのはこっちが負けたみたいで、ムカつくから休部にしていっとき休もう。他の2年や1年もキャプテンに不満があるみたいだし、第一私たちが戻らないと困るのはあの人だから」
香奈が真顔でそう言った
そう言えばそうだ。うちの部は人が少なくて試合人数ギリギリでだ。あの人数でも大会には出場できるが1人けが人が出たためまともに試合はできないだろう

奈弓「そうしよう」

ほかの部員の納得も勝ち取り
それから私と香奈は部活を休部した。

毎日、放課後は香奈とクラス後違っても遊んだり勉強したりした。
すごく楽しかった。嫌がらせから解放されたのもある
でも、それ以上に香奈と毎日過ごせたことが嬉しかった


そして1ヶ月後
ついにキャプテンが折れてキャプテンを辞めた