次の日…。学校に行くとミキが「昨日のタケ、どう?」どうかって聞かれても…。「番号交換したよ」と言うと、ミキは仁くんと付き合ったことを早紀に告げた。おめでとうとゆう言葉より仕事のことを話したのか気になっていた。昼休みに早紀の電話が鳴る。登録してない名前の出ない番号。「タケだけど、わかる?」男の知り合いなんて全然いないからすぐにわかった。なんでもない世間話をして切った。ミキが尽かさず声をかくてくる。早紀とタケ君がくっついてくれればと願っていたミキは、冷やかしてくる。そういえば生活することに一生懸命で恋なんて忘れてた。でもタケ君のこと何も知らない。ミキに冷やかされてるうちに知りたい。優しい男にに抱かれたい。それが例えタケ君じゃなくても恋したい。と思いつつ今日も仕事。お客さんを相手していると男はただ女の身体目当てで付き合ったり、イイヨッタリしてるんじゃないかって思ってしまう。だから恋をするのが少し怖い。もし付き合った人ができても今の仕事をまだ辞めることはできない。生活がある。辞めたとしても過去は消えない。そんなことを考えながら頑張ろうと決めたのにまた何となく仕事をし終えてしまった。次の日の休みも、その次の休みも休みと言えば、早紀とタケ君、ミキと仁くんと四人の決まったメンバーでいつも遊んでいた。タケ君は優しいし、カッコイイし、ほぼ毎日電話をしているけど安らげる。何でも話してくれるタケ君に対して“ヘルス”で働いていることを言えずにいた。タケ君なら理由を話せばわかってくれるような気もしたが、失うのが怖かったのも事実。仕事を初めて一年。進級もできて、仕事も順調。タケ君とも相変わらず会ったり連絡を取ったりしていた。土曜日…。学校も仕事も休み。ミキからいつもの四人で温泉に行こうと誘われてた。お母さんにミキの家に泊まりにいくと嘘をついて待ち合わせ場所に向かった。待ち合わせ場所について仁くんの車に乗った。途中で寄り道しながら温泉に向かう。車内は大音量で音楽を流しながら盛り上がっていた。早紀にとっては初めての外泊に胸をドキドキさせながら土日の休みを満喫する。温泉にはプールもあった。買ったばかりの水着に着替えプールに入る。タケ君が「普段着もいいけど水着もめっちゃかわいいね」なんて決まり文句か本当にそう思ってくれたのか。四人で巨大滑り台やら波のあるプールやらに入り夜はバイキング。