大樹のおかげで
今日もひとりぼっちに
ならずに済む。


歩き出した大樹の背中を見つめた。


“大樹、私は一人じゃないんだよね?"


私の側には大樹がいてくれる。

だから大丈夫…



そう思っても、本当は怖くて苦しくて



寂しかった。