一度だけ、お互いの寂しさを紛らすように… 飲み明かした事があった。 紗和は思いの丈を全てはきだし泣いていた。 そんな弱々しい紗和を見たのは、その時たった一度だけ。 そして僕もナツへの忘れられない想いや後悔を話した。 紗和は僕をなじったりバカにしたりしない。 お互いに形は違うが 大事な人を失っているから気持ちが通じるところがあるのだと思う。