「相田!退屈そうだな?ここには何が入る」


突然のご指名。


なんせ文字が見えないのだから、どうしようもない。


「あの…見えないんです」


「ん!?…じゃ前に来ても良いぞ」


「あ…はい」


私は、おそるおそる教壇に近づいた…


そして、気がつくと黒板の目の前で躓きコケてしまった。