20090902~3

 冷房がよく効いていて船内は寒いくらいだ。
剛治(ガンジー)と言うおじいさんがいた。

毎年ウズペキスタンやキルギスを旅していると言う。
名刺には”ちょっとそこまで一杯やりに”と書いてあった。
相当なのんべえだ。やはり寝言といびきがすごかった。

潮の関係で6時間遅れるらしい。展望室でじっと海を眺める。
中国大陸に近づくと、次第にその一部が泥色に濁ってくる。

濁りはどんどん広がってついには全面が泥色になる。
長江が大陸の泥を運んでくるのだ。

午後3時に上陸。南站からバスに乗ると
若い黒人のビジネスマンが二人乗ってきた。
美人のキルギス娘もいて国際色豊かなバスだった。