20071221

 今日は有名な水郷、朱家角へ行くことにする。
体育館前の旅遊バス乗り場から周遊券つきで往復80元。

霧雨の中、国道で急に下ろされて朱家角に着いた。
朱家角も烏鎮のように景区になっていて券がないとは入れない。
各ポイントで穴を開けてもらうのも同じだ。

明清時代の建物が3メートルほどの石畳の両側に軒を連ねていて、
とても風情がある。中でも北大街というところには小さな店舗が
びっしりと連なっていて活気がある。

絹、綿、布団、漢方、砂糖、鶏、民芸、木彫り、染物、などなど。
なべの蓋に彫り物をしている。じっと見つめているとそれらしく
気合を込めて彫っているのが分かる。

職人気質というのは多分どこでも共通していると思われる。
目が合うと、うんうんと共にうなづいて微笑んだ。

ゴンドラのような木船が行きかい、烏鎮よりはこじんまりとしていて
放生橋からの眺めは最高、これぞ水郷という感じなのだが、

次々と金魚や亀を売りにくるのに閉口する。
生き物を水に帰すという橋なので彼らも諦めない。

食堂でワンタンを食べた特大餃子が8個も入っていておなかいっぱい。
8元(120円)。散髪して10元(150円)。

ゆっくりとくつろいで帰りのバス停を探す。なかなか見つからない。
そのはずだバス停の標示は林の中に倒れていた。

時間前なのにバスが来た。あちこちから何人か走ってくる。
そのままバスはすぐ発車した。多分乗り遅れた人がいると思われる。

これだから油断はできない。それが中国だ。
文句を言っても始まらない。それが中国だ。