王と王妃、そして王子の待つ大きな部屋に通されました。 村娘を見た者はみな、息を呑む美しさを覚えました。 王は村娘に言いました。 第5王子と婚姻を誓え、と。 村娘は胸の奥にしまった恋心を抑え、笑顔で頷きました。