俺は彩羅とつぶやきながら彩羅の髪を撫でる。



…や…くそく…と彩羅は途切れ途切れに言う。


起きたかと思い、彩羅の髪から手を放す。



約束ー・・・・。


そーいや…引っ越す時、彩羅と約束したっけ…







彩羅…彩羅は覚えているのか…?









あの約束をー・・・・・