外が明るい。










あれ?俺こんな髪長かったっけ?ああ・・・悪魔になったから?














羽もかなり大きい。







クロノスの羽よりは小さいが、カイキよりは大きい。














角がはえているのは俺だけみたいだ。















クロノスは、驚いた目で俺を見ている。












カイキは無表情で俺を見つめる。
















「さあクロノス・・・これでも、試してみるかい?俺が魔王かどうか。」














俺はにやっと笑ってクロノスを見た。
















「いいや、貴方が魔王だということはもう分かりました。後は貴方を魔界に連れ戻すのみです。」










クロノスは言う。
















魔界に連れ戻す?!










ああ、本来魔王は魔界に居るんだよな。















でもそれじゃあ燐に・・・会えない!!










この学園も魔界を敵対している・・・














「さあカイキ、行きなさい。」




クロノスがそう言うと、カイキは無表情のまま俺に向かって走ってきた。






















・・・これは































こいつらを追っ払うしかない!!



















「やってやるよ!!」





俺は叫んだ。