「ゼッタイニイヤダ・・・」
あれ・・・また誰かの声・・・
でも、これは俺と同じ意思だ!!
こんは''ちっぽけ,,な箱なんて・・・!!
ヌケダセル・・・!!
俺は力を振り絞った。
すると、背中に何かはえてくる感覚がした。
角(つの)もはえてきて、何だか、今までに体感したことの無い力が身体全体に伝わる。
今なら・・・何でも出来る!!
「クラウン・ダーク・クリスタル」
なぜか呪文が頭に浮かび、唱えた。
すると
メキッ・・・
メキキッ・・・
ダーク・ボックスが割れてきた。
あ・・・!!
でも、このままだと・・・
俺のこの姿を燐に見られる!!
''クラウン,,が付く闇魔法は魔王しか使えない魔法だったはずだ。
俺は、使った。
しかも、この角。羽・・・
俺は・・・悪魔で・・・


