「ダーク・ボックス・・・」




カイキが唱える。









ダーク・ボックス・・・












強力な闇魔法だ。










「グレイト・バリア!!」











バリア。魔法の防御はこの方法しか無い。






しかも闇魔法はただのバリアでは無く、最低でも''グレイト・バリア,,を使わなくてはいけない。












よし、俺も攻撃を・・・





『光魔ってさ、ホントに魔法上手だよなー!!実は魔王なんじゃねーの?なんつって』








・・・?!










誰だっけ?今の台詞。








それより攻撃・・・










・・・?!













カイキの顔が、あの台詞を言った''誰か,,の顔に見えてしまった。

















「くっ・・・!!」










攻撃・・・出来ない!!















「グレイト・シャドウ」










俺がこんなになってるのにも関わらず、カイキは攻撃を仕掛ける。











''シャドウ,,の魔法は闇魔法の中でもかなり厄介。影を自由に操り攻撃してくる。














「グレイト・バリア!!」












俺も、何かしないと・・・


















「・・・ダーク・ボックス」








・・・またか?!



あれ?でも全然命中してな・・・

















・・・?!まさか、燐?!














俺は急いで燐のところへ向かった。




































くそっ?!やっぱり燐を・・・?!




















バリア・・・いや、間に合わない!!


























こうなったら、仕方ない!!