この世界から 虐めをなくそう、、、
残念ながら このメッセージは 虐めの被害者でもなく加害者でもない
傍観者達から、叫ばれたスローガンだった。
彼らの多くは 虐めの怖さも快感も実感できない人的欠落の欠片を所有しない集団であった。
これらの多くはつまり、 進化の過程にとっては不必要な存在であった。
実は絶対多数の彼ら傍観者の意思は 微弱な力しか持ち合わせていない。 ”大衆に紛れる平凡力”、、、確かに このパワーの魅力は 一個人の活きるためだけには 有効である。しかし、種の保存の意味での 他生物との競争力強化のためには 無力以外の何物でもない。
徐々にではあるが、進化の加速度妨害分子たちは その数を減じていった。ほぼ二者択一の図式が確立されつつあった頃に 虐め首謀者徴兵制度 の法制化、施行が 閣議決定されてしまったのだ。