時は過ぎてもう3月。噂によるとリク先輩と華恋先輩は順調に続いてるらしい。

そしてリク先輩たちの卒業式。



------あっという間に終わっちゃった。

「やばい!◯◯先輩に第二ボタンもらっちゃった!」

「どーしよ!名札くれるって!」

女子たちは生徒玄関の前で憧れの先輩に駆け寄って騒いでいる。

わたしと結菜はそれを教室の窓からみてる。

「いーねー。うちらも好きな先輩の1人くらいいたらねー」

「まあ、第二ボタンとかもらって何になるのって話だし。」

「たしかに、言えてる。」