初恋は、突然に


「そう。まーひーろ」

1年2組についたまひろ君が、教科書をどさっと置きながらふりむいた

目、あった…///

「あ、えと…私もまひろ!」

「知ってる」

また笑った…私変かなぁ?

「なぁ、お前さ」

「はいっ」

教科書、重い…
早く置きたいのに、まひろ君がどいてくれないから置けない…

「恋…とかしたことある?」

こ、恋…
私にとっては未知の世界です…

「な、ないよ!」 

「そ。やっぱりな」

やっぱり、って?

「顔真っ赤。」 

「ええっ!?」

「お前、勘違いすんなよ?
俺はお前がもたもたしてんのが目障りだから手伝ってやったんだからな」

え…?

「俺に恋するとか、勘弁して」

「…っ」

どさどさどさ

私が抱えていた教科書が足元に落ちた

「じゃあな」

「あ…」

何あいつ!むかつく!
恋なんてしないもん!

自意識過剰!
どんだけ自分かっこいいと思ってるの!

…たしかにかっこいいけどさ… 
って、いやいや!

「ま、まこと!!あんたに恋なんてするわけ無いじゃん!」

「ふーん。」

「何その顔!」

「生まれつき。お前のそのりんごみたいな顔もだろ?」

たしかに顔丸っこいけど…っ

「最っ低!嫌い!絶対一生恋なんかしないから!!」