今日も素直になれません。【完】



気がついたら、ソファに押し倒されてて上に涼太郎が乗っかってた。


長いキスに酸欠状態なあたし。


あたしの顔をじっと見つめると、深いため息を吐く涼太郎。
え、ため息…?



『バカ芹南』




『はい?』





『なんだ、そういうことか…』





1人でぶつぶつ言って納得してる。