『早くから並んで…買ってきてくれたの…?』



『そっ!芹南が喜ぶと思ってっ』




涼太郎、優しすぎだよ…。
あたしなんかのために、そこまで…。



『芹南、元気ないけど大丈夫か?』





涼太郎が好きすぎて、嬉しすぎて、胸がぎゅうっと締め付けられる。
あー、泣かないようにしてたのに、もうダメ。



『りょっ…たろぉ…っ』