『芹南!超かわいいっっっ‼︎‼︎』


『うっさい、バカ。』



季節は冬。
寒くて寒くて、早く家の中に入りたくて、イライラしてるあたし。


原因はこのバカ。永島涼太郎。
実はあたしの彼氏だったりする。


今日は涼太郎の家に来た訳なんだけど…


『ちょっと…そろそろ離してくれない?』

『えー、やだ。』

何故か、玄関で抱きしめられてる私。
しかも、ドアは開きっぱなし。



寒くて、風邪ひきそうなのですが。