私たちの絡みを見ていたしょーちゃんが、平然とそう言った。 「は、はぁ!? 誰がこんなブスバカアホ女と…!!」 「ほんとだよ!! しょーちゃん変なこと言わないで!」 私が全力で“迷惑”だってことを伝えたら 朔の表情が、明らかに曇った。 「……朔?」 不思議に思って名前を呼ぶと 「……クソが」 また机を蹴って、自分の席に戻っていった。 ……なんなのよ。 今日はなんの日だとか、 変なことばっか。 今日の朔、変だよ…。