「はるきーーー!」

優希の声が聞こえる。

俺と優希は付き合って1年。

出会いはある学習塾だった。

俺の完全な一目惚れ。

優希は他校の生徒だったけど、そんなこと関係ないと思って毎日アピールしまくってやっと付き合えた。

塾のアイドル的存在であった優希。

みんなから羨ましがられて、俺も誇りに思っている。

「はるき?はるき!
聞こえてるのか?はるきーー!」

おっと、呼ばれてるのすっかり忘れてた

「おー!今行く!」

…まさか、こーなることになるなんて。