蝶鬼姫

と赤茶色の髪の女の子が顔に手を当て上
を向いてた

私は膝に手をつけ、息をととのえていた

ど…どうしよう!

私のせいで遅れたのに…

「どうしよっかこれ もうさぼっちゃう?」

はははっ…と女の子は髪を耳にかけて
こっちに振り向き軽く笑った