4/26 くもり




朝が来てしまった

学校に着いてしまった



「美桜~私 なんて言えばいいか わかんないよ。どうしよう。」



昨日あったことは 全て美桜に話してある



「なんで知ってたんだろうね、深夜くんのこと…………

それも含めて 話してみれば?」



美桜は 少し辛そうに"深夜くん"と言った

好きな人を失ったのだから 仕方がないのだろう



――ぜんぶ私のせいだね

ごめんね 美桜



心の中で呟いた