俺とおばあちゃんの不思議な関係

しばらくすると、先生が帰ってきて

なんだかんだで夕食をご馳走になってから

帰路につく。

帰り道であらかじめ予定していた

買い物をしている途中に

思い浮かぶのは、俺が教えてもらいながら

作ったお菓子を食べてくれた時の

二人の表情と言葉で。

それを思い返してみると、自然と

笑みがこぼれた。

そして、俺はきっと

この先も忘れることは無いだろう。

夫婦揃って『美味しい』と言ってくれた

あの表情、言葉に嘘・偽りは

全く含まれていなかった。

それが俺にとってどれだけ嬉しい

ものだったかを。