アオハル。








「…おじゃましまーす!」



来たことはあるものの、久々で緊張する…




「…あれ?誰もいないの?」



「…あぁ。親は二人とも仕事だし」



「お姉さんは?」



「…姉貴?あいつのことは知らねぇ」



「…そっか」




悠には五つ離れたお姉さんがいる。
悠に似て、すごく綺麗でモデルみたいな人。
…あたしの憧れでもあるなぁ。




「莉香、先に行ってて」



「あたしも何か手伝うよ!」



「平気」




「でも…」




「…お前は数学の復習でもして待ってろ」



「…はい」



…そうだった。
あたしは悠に数学を教えてもらいに来たんだった…


あたしは渋々、悠の部屋に入る。
…中は高校生男子とは思えないほどのシンプルさ。
あたしが来ない間に、こんなにも変わるんだなぁ。
…でも、こんな部屋でもベッドの下にはいやらしい物があったりするのかな…?


あたしは、少し気になって、ベッドの下を覗こうとした。