目の前にいるのは

ずっと憧れてた先輩だけど


全然うれしくない！



ガラガラッ


「朝日いるー？」

のんちゃん！


グッ


「‼‼」


先輩が咄嗟に左手であたしの口を塞ぐ


手足をジタバタさせて音を出そうにも

足は高岡先輩の体重が掛かってて動かず


手は頭上で先輩の右手に抑えられて

こちらも動かない



のんちゃん！あたしはここにいるよ‼


ベット仕切ってるカーテンを開けて‼‼


「朝日いないの〜？

もう〜どこ行ったんだろ⁇」




ガラガラガラ

ピシャン…



「利口な友達だな」


最後の頼みの綱であった

のんちゃんが行ってしまった…