夏のような太陽に

ジリジリ照らされる


暑い…暑い…





目の前がTVの砂嵐のようになり

あたしはその場に倒れた



次に目を開けると

そこには白い天井が見えた



「大丈夫?」



「高岡先輩…っ/////」


バッ


「急に起きたら良くないよ

もう少し安静にしてな…」


「…はい」



先輩が起き上がろうとした

あたしの体をゆっくり横たえる

その動きはとてもスムーズだ



保健室独特の匂いと

静かな空気があたしたちを包む