甘いキスのねだり方

「やっぱ俺と考えてること一緒やん

ほな、初めからこっち向いとけ」



弥彦はあたしを振り向かせ


抱き寄せると







チュッ







おでこにキスを落とし


前より伸びた髪を指で解いた




「朝日の髪、ええ匂いするな」



「ねぇ、弥彦…」



「なんや?」



「ここにも…して」




あたしは弥彦を見上げ


右手の人差し指で、唇をトントンした




あたしのお願いに

弥彦はクスッと微笑んで


唇が重なる数cmまで顔を近づける



「お前とずっと、こうしたかった」



その言葉を聞いて

あたしは目を閉じる



それを合図にあたしたちは

互いを愛おしむように抱き締めながら




甘い



甘い




キスをした