「焼いてんの?

最近俺が他の女と電話してるから」



「自惚れんな!

弥彦のことなんかどうでもいいよ

この勘違い野郎!」




「ずい分ひどい言われようやな〜


でも


俺はお前のこと


どうでもいいとは思わへん」




普段のおちゃらけた感じとは一変

真面目なトーンで話しかけて来る弥彦




「俺は


朝日が喜んだ顔してたらうれしいし


逆に悲しんでたら俺も悲しい


そういうときは寄り添って


できるだけお前の力になってやりたい」