俺の彼女はアニオタ。



「着いたーー!!久しぶりの秋葉だぁぁぁ!!アニメグッズ漁りてぇ」



遊佐貴ははしゃぎながら電車を降りるなり慣れた手つきで改札を通っていく。


こんなに広い構内なのにあいつ久しぶりに来て、普通に改札を通ってんじゃん…



「さてさて、電気街口の前で待ち合わせなんだよな」



「んで、どこにいるんだ?」



「あっあれかな?」



遊佐貴が駆け寄っていく方を見るとかなりのイケメンだった。俺がやるよりあのカメラマンさんがやった方が絶対に似合ってるよな。



「海斗、紹介するねー!!カメラマンの八藻木 環さん!!たまちゃんて呼んであげて!」


「あ、よろしくお願いします。高崎 海斗です」



「うわぁっ!!遊佐くん!!海くんてすごいかっこいいねっ!!やりがいを感じるよ!!」


「かっ、海くん!?て…」


「あ、ごめんよ!!僕のことは気軽にたまちゃんて呼んでいいから!!」



こんな、イケメンで大人しくて大人ぽっいのにテンションが高く目を輝かせながら俺の手を握るこの人は別人のようだ。



「環さんでいいですか?」



「うん!!いいよっ!海くんはコスプレ初めてなのかな?」