そうだ、日向! 日向に電話をかけながら走り出す。 ごめん、日向。走りながらで。 でも言わないよりはいった方が、いいんだよね? 『結菜!?どうした?南、見つけたか?』 日向が息切れをしているのが電話の向こうから聞こえた。 「ううん、違うんだけどね、いる館が多分わかったの。南館だよ、私はいま南館に向かってる!」 『結菜一人でか!?わかった、俺もすぐいく。じゃあ、またあとで!』