「ひ、なた?」 「え?うん。日向!お日さまの日に、向かう!」 "俺ね、陽向ってんの!陽気の陽に、向かう!ってかく!" 確か、陽向とはじめてあったときも…こんなふうに…… 「かーんざーきさん?どうかした?」 「な、なんでもないの…そ、その…私は!神崎…結菜です。」 「…うん、知ってるよー?」