『ユキト―――×××してるわ』 ふいにあのおぞましい声が蘇って、全身に冷汗が噴き出す。 思わず口を押さえた。 それでも脚は動かし続けるように努力したけど。 いやだ。 愛とか、恋とか、――怖い。 怖いんだ、俺は。 月花を傷つけたくない。 俺じゃ月花に触れられないから。 分からない。 結局俺は、日比谷についで二位だった。