ちらりとテントをみると、月花が声をあげて応援してるのが分かった。 「~~~、がんばれー」 やる気ない月花の応援。 名前の部分がかき消されて聞こえなかった。 どっちの名前を呼んだのかな、なんて。 考えてしまう自分が気持ち悪くて、やだ、何考えてんのさ俺。 普通に考えて日比谷じゃんか。 「君の大好きな月ちゃんのこと、」 日比谷が急に真顔になって言った。