白鳥に憧れる娘

「私、絶対嫌ですわお姉様達に求婚した方達からお見合い相手を選ぶなんて
それにお兄様は妹の結婚より自分の事を心配したほうがよろしいとおもいますわよ」

「リア、今は僕の話はしていない。君の話をしているんだ。確かにその方達の中にはエレナ姉さんやカーラ達に求婚した人もいるかもしれないね、でもそれは君のお見合いにはたいした問題にはならないんだよ。それに・・」

兄はまだ何かを言いたそうにわざと言葉を止めた。

「なんですの?言いたいことがあるならハッキリとした方がいいですわよ?」

ハッキリと言わない兄にイライラしながらリリアは質問した。
兄はリリアの質問に待っていました!みたいな顔をして答えた。

「この方達はみな美しい顔をしているんだ。この家にピッタリだろう?」

兄は嬉しそうににっこりと微笑みながら言った。


「お兄様・・・最低ですわ‼!!人を顔で選ぶなんて。それに残念ながら私美形な方はタイプではないの!心が美しい方は大歓迎ですけどね‼!!」

リリアはサッと椅子から立ち上がり部屋の入り口へ向かった。