伝えたいから。


そーだったぁ。また倒れたんだったよ。

はぁぁ。

『まあ、ゆっくり休んでなさい。
怪我はそんなにひどくなかったわよ。』

「はい。」

ふいにとなりのベッドに視線をうつす。

……いるわけないよな。

カーテンが開いて、誰もいない隣のベッドを
見てがっかりした。

心臓の辺りがモヤモヤして仕方ない。
今にも吐き出したい気持ちとそれを
押さえている何かがつっかかってる。

そのモヤモヤが気持ち悪くて
僕はベッドに横になった。