孤独な少女と若頭Ⅰ



『嫌よ。あんたの女なんか』

龍斗「なんでだ」

『あんたこそなんでだよ。私が龍姫だから? 私があんたと付き合えば、組の戦力になるから?』

龍斗「お前の瞳………」


瞳?



龍斗「闇に染まってる。だから、救ってやりてえんだ」

救う………。



『ふざけんじゃないわよ。救う…?人の気も知らないで、 よくそんなこと言えるわね』