マンションはそんなに遠くないから歩きだ。



「りゅーきさん♪」

『…誰』



私の目の前にいる数人の男達。


なんか、面倒くさそう…。



「神龍(シンリュウ)っていう族なんだけど~」


族か……。

大体話は分かるけどね。