孤独な少女と若頭Ⅰ


ガラッ

龍斗「藍夢!!」


璃琉「龍斗さん…詩衣夜…」




保健室のベッドで藍夢は眠っている。


とても、苦しそうに…。



龍斗「何があった?」

璃琉「えっと…。あの、藍夢の過去に関係している ので、詳しくは言えないんですけど…」

龍斗「ああ」


過去…か。



璃琉「赤狼って一匹狼がいるんですけど、その人の 正体が藍夢の過去に関係してて…。それで……」





赤狼…?