孤独な少女と若頭Ⅰ



璃琉「藍夢…」



自分でもわかる。 体が震えてる。


璃琉「ごめんね…。言おうかどうか迷ったんだけど…」




璃琉の言葉も頭に入らない。

体の震えが止まらない。







『やだ…。ち、がう…。私じゃ…ない…』


璃琉「藍夢?藍夢!?」


『私じゃ、ない…。お、ねが…。信じて…』






その、言葉を最後に私の意識は途切れた。