龍斗「行くぞ」 『うん……』 龍斗はわかってる。 私の抱えてる闇を……。 そして、さっき言おうとしたことも、たぶんわかってる。 わかってて聞かないでくれてる。 話す時なんてくるかわからないのに。 私はまだ龍斗を信じれてないのに。 龍斗は、私を信じてくれていると思う。 龍斗を信じて、みる……? でも―――………。