小鳥遊くんと佐々木さんの日常

「ん?」

「わたしってさ、泣き虫かな?」

「え?」

「ああ・・・また、変なこと言ってる・・・今の聞かなかったことにして。」

「ゆりか・・・。」

ゆりかの後ろ姿は、なんだか寂しそうだった。

「はぁー・・・。」

俺は、小さなため息をつくとゆりかの隣に立った。

そして、そっとゆりかの手を握った。

「柚?」

ゆりかは、ぼおぜんとした顔で俺を見る。

「・・・。」

俺は、黙って前を向く。

「・・・ぷっ。」

ゆりかは、急に吹き出した。