小鳥遊くんと佐々木さんの日常

柚は、クスッと笑う。

それから、俺はこの絵の具を使うようになった。

けど、全部使うのはもったいない気がして押し入れの奥に閉まっていた。



「・・・。」

俺は、クスッと微笑む。

コンコンッ。

すると、ドアがノックされた。

「あ、はい。」

「ただいま、柚。頼まれてた絵の具。買ってきたわよ。」

姉ちゃんは、ドアを開けると袋から絵の具を取り出すと俺に差し出した。

「あ、ありがとう。ちゃんと、水性の絵の具買ってきた?」

「もちろんよ。」

「・・・。」

俺は、絵の具の箱を見つめる。