小鳥遊くんと佐々木さんの日常

「うん!!もちろん!!わたしね、保育園の時から、お兄ちゃんが絵を描いてるところをゆかりちゃんと一緒に見てたのすごく覚えてるんだ!もう一度あのときみたいな風景をもう一度この目に刻みたいの!!」

遊良は、目を輝かせる。

「そっか・・・。」

俺は、そっぽを向いて黙りこむ。

「お兄ちゃん?」

遊良は、首を傾げる。

「よし。」

俺は、立ち上がると部屋に向かった。

「・・・変なお兄ちゃん・・・。」

遊良は、柚の後ろ姿を見つめてそっとつぶやく。

「・・・。」

遊良は、柚がベランダを出てから一瞬何かを考えてから、ソファーから降りてこっそりと柚の後についていった。





「えっと、たしかここに閉まったはず・・・。」

俺は、自分の部屋に戻ると押し入れを開けて押し入れの中をあさりだす。

「あ、あった。」