小鳥遊くんと佐々木さんの日常

「あ、そうだったの。ねえ、ゆず。」

「なんだよ?」

「わたし、今から買い物にいくけどなんかいる?」

「あ、えーと・・・じゃあ、絵の具買ってきて。」

「絵の具ね、分かったわ。」

姉ちゃんは、うなづく。

「水彩の絵の具な。間違えんなよ。」

「はいはい。」

姉ちゃんは、そう返事をしながら歩きだす。

「油性ね。」

「だから、水彩だってば!」

姉ちゃんは、振り向くことなく手をあげて返事をした。

「ほんとに、大丈夫かな・・・。」

わざとそう言っただけか?

「・・・。」