「凌、明日もおいで。明後日も明々後日もおいで。家に居た<ないんなら私の所に来ればいいよ。そしたら私の料理の腕も上がるってもんよ!」 ははっと笑いながら言う紗那に、また涙がこぼれた。 けれどー人だった時とは何かがあきらかに違っていた。 心が温かかった。 俺は泣きながら笑った。