『またな』
俺はケンを置いて、校舎の中へと戻って行った。
絢音をどれくらい好きか、そんなものわからない。
ただ絢音がこれ以上傷つくのも、悲しむのも、見てられない。
俺の気持ちなんて、後回しでいい。
俺は、放課後、栞の買い物に付き合わされ、家へと帰った。
部活の休みのたびに、栞に付き合わされるなんてごめんだ…。
でも絢音を守るためなら仕方ないと、俺は自分に言い聞かせる。
『ただい…ま』
ドアを開けると、ちょうど絢音が玄関にいた。
スニーカーの靴ひもを結ぶ絢音は、俺と目を合わせようとしない。
『絢音…どっか行くのか?』
『蒼には関係ないでしょ?』
そう言って、そっけなく、俺の顔を見ずに立ち上がった。
『もう暗いだろ?危ねぇじゃん』
俺が絢音の腕をつかむと、振りほどかれた。
『ほっといて…!』
ーー・・・バタンッ。
絢音は、出ていった。
高橋がこんな時に、俺が栞と付き合ったことが許せないんだろう。
でも俺は、こうするしかなかったんだ…。
ーー・・・バサッ。
俺は思いきり布団の上に倒れ込んだ。
『…好きだよ』
俺はケンを置いて、校舎の中へと戻って行った。
絢音をどれくらい好きか、そんなものわからない。
ただ絢音がこれ以上傷つくのも、悲しむのも、見てられない。
俺の気持ちなんて、後回しでいい。
俺は、放課後、栞の買い物に付き合わされ、家へと帰った。
部活の休みのたびに、栞に付き合わされるなんてごめんだ…。
でも絢音を守るためなら仕方ないと、俺は自分に言い聞かせる。
『ただい…ま』
ドアを開けると、ちょうど絢音が玄関にいた。
スニーカーの靴ひもを結ぶ絢音は、俺と目を合わせようとしない。
『絢音…どっか行くのか?』
『蒼には関係ないでしょ?』
そう言って、そっけなく、俺の顔を見ずに立ち上がった。
『もう暗いだろ?危ねぇじゃん』
俺が絢音の腕をつかむと、振りほどかれた。
『ほっといて…!』
ーー・・・バタンッ。
絢音は、出ていった。
高橋がこんな時に、俺が栞と付き合ったことが許せないんだろう。
でも俺は、こうするしかなかったんだ…。
ーー・・・バサッ。
俺は思いきり布団の上に倒れ込んだ。
『…好きだよ』
