心当たりは、あるとすれば…ただひとつ…。
[ 蒼 ]
俺と絢音は、ケンに家を後にした。
少し斜め前を歩く、絢音の小さな背中。
辛いだろ…?抱き締めてやりたい…。
『絢音…おまえのせいなわけ、ないだろ?』
絢音は立ち止まり、ゆっくりと振り返る。
『でも…っ…美々ちゃんを襲った男たちが、あたしの名前を知ってたんだよ?誰がこんなこと?あたし…どうすればいいのぉ…』
『俺が…絶対に見つけるから。高橋を襲ったヤツら、絶対に探し出す。だから…おまえはもう泣くな…』
『蒼…』
『おまえのせいなんかじゃない。これは犯罪だ。おまえは絶対に何も悪くない』
『でも…』
『…帰るぞ』
俺は、絢音の右腕をつかみ、家まで歩いた。
月明かりだけが、俺たちを照らす。
ーー・・・ガチャッ。
家に着き、ドアを開けると、おばちゃんが心配そうに玄関までやってきた。
『ふたりとも…遅かったじゃない!美々ちゃんは、見つかったの?』
[ 蒼 ]
俺と絢音は、ケンに家を後にした。
少し斜め前を歩く、絢音の小さな背中。
辛いだろ…?抱き締めてやりたい…。
『絢音…おまえのせいなわけ、ないだろ?』
絢音は立ち止まり、ゆっくりと振り返る。
『でも…っ…美々ちゃんを襲った男たちが、あたしの名前を知ってたんだよ?誰がこんなこと?あたし…どうすればいいのぉ…』
『俺が…絶対に見つけるから。高橋を襲ったヤツら、絶対に探し出す。だから…おまえはもう泣くな…』
『蒼…』
『おまえのせいなんかじゃない。これは犯罪だ。おまえは絶対に何も悪くない』
『でも…』
『…帰るぞ』
俺は、絢音の右腕をつかみ、家まで歩いた。
月明かりだけが、俺たちを照らす。
ーー・・・ガチャッ。
家に着き、ドアを開けると、おばちゃんが心配そうに玄関までやってきた。
『ふたりとも…遅かったじゃない!美々ちゃんは、見つかったの?』
