幼なじみ〈上〉

震えながら…いつも強気な美々ちゃんが泣いている…。

『ねぇ…美々ちゃん…何があったの…?』

あたしは、初めて見た。

こんなふうに美々ちゃんが泣いている姿を。

一体何があったっていうの…?

あたしのせいって美々ちゃんは言ってた…

『綾音っち、ちょっとこっち来て…?』

そう言って、ケンちゃんがあたしを呼ぶ。

美々ちゃんを、ひとり部屋に残して、ケンちゃんと蒼とあたしは、リビングのソファに腰かけた。

『綾音っち…これ見ろよ…』

ーーバサバサバサッ・・・。

ケンちゃんが、テーブルの上に十数枚のポラロイド写真を乱雑に広げた。

『何…これ…』

その写真に写っていたのは、美々ちゃんの裸ばかり…。

『何…?ねぇ…ケンちゃんっ‼︎』

『綾音…落ち着け…』

蒼があたしの肩を抱く。

何なの…これ。

『美々ちゃんに何があったの?』

『学校の帰りに買い物してたらしい…母親と出かけるための服をな。そのあと、道でいきなり後ろから口をふさがれて、そのまま車に乗せられてホテルに連れていかれたって…』

そう説明するケンちゃんは…怒りで唇が震えていた。

『警察に届けようっ‼︎』